かきながら考える

とりあえずやってみよう

無駄な努力を見極める2つの質問

必要な努力と無駄な努力

世の中には必要な努力と無駄な努力があります。

努力することは大事と当たり前におもっているかもしれませんが、

無駄な努力は言葉通り。無駄になってしまいます。

必要な努力なのか、無駄な努力なのか

それを見極めるには以下の2つの質問を投げかけることが大事です。

 

それは何のため?

それは誰のため?

 

それは何のため?というのは「目的」を問う質問です。

努力をすることで何を得ることができるのかを問う質問です。

 

それは誰のため?という質問は目的が達せられた際に効力が

及ぶ人はだれなのかという対象を問う質問です。

 

努力によって、誰が何を得るのかを明確にすることが大事です。

 

人間はあんがい目的を見失いがちです。

ここで一つの寓話を紹介いたします。

 

レマン湖の釣り人」

スイスのレマン湖という美しい湖に

日本人が観光に訪れました。

近くの湖畔でぼーっと釣りをしている釣り人を見かけ、

近づいて、こう言いました。

「魚がこんなたくさんいるんだから網を使えばいっぱいとれますよ」

すると釣り人は

「網でたくさん魚をとってどうするのですか」と聞き返しました。

「魚を市場に持っていけば、いいお金になりますよ」

「お金に換えてどうするのですか?」

「お金があれば湖のほとりの別荘を建てれますよ」

「別荘を建ててどうするのですか?」

「別荘があれば一日ぼーっと釣りを楽しめますよ」

「。。。。。。」

 

というお話です。

仮にこの日本人のいうようにたくさんの魚を捕まえ、

お金を得て、別荘を建てても、結論がぼーっと魚を釣る事であれば

その一連の流れは無駄な努力ということになります。

 

木を見て森を見ずということにならないよう

無駄な努力を見極める2つの質問を自分に、また相手に投げかけてみましょう

 

ありがとうございました。