かきながら考える

とりあえずやってみよう

動機づけ・衛生理論~組織メンバーのモチベーションマネージメント

組織を運営していく上でメンバーのモチベーションを

マネージメントしていく必要があります。

 

 

動機付け要因と衛生要因

心理学の調査から

人間には苦痛や苦労を避けようとする「動物的欲求」

いいかえれば本能のようなものと

精神的に成長しようとする「人間的欲求」

すなわち理性といえるものの2種類の欲求が存在すると言われています。

これは「動機づけ・衛生理論」とよばれています。

 

人間的欲求を動機付け要因(満足要因)

動物的欲求を衛生要因(不満足要因)と分類しています。

 

たとえば職場において給与というのものは衛生要因にあたり、

給与が低いと不満はたまるが、高いからといって満足度があがる

という関係性にはないものと考えられています。

 

対して仕事の達成感は動機付け要因にあたり、

これを高めていくとメンバーのモチベーションも高まると言われています。

 

組織を運営していく上で、問題が起こり改善していくという

作業はあるが、それが衛生要因であるのか、動機付け要因であるのか

そのことを考える必要がある。

 

ハード面の改善をし、メンバーの抱いている不満を解消することが

組織的な向上に直接つながるわけではないことを理解しなければない。

 

以下に主な動機付け要因と衛生要因を上げる

 

動機付け要因の例

達成 承認 仕事そのもの 責任 昇進 成長

 

衛生要因の例

全体の管理 ルール 給与 保証 ポジション 仲間との関係 上司部下との関係

 

最後に

メンバーのモチベーションマネージメントにおいて

考えるべきことは不満を解消すれば満足度はあがるんだという

関係性にないということをしっかり理解することです。

 

 

 

以上です。ありがとうございました。