やる気を低下させる3つの要素「感情的圧力、経済的圧力、惰性」
はじめに
組織を運営していく上でメンバーのやる気を向上させることは
最重要事項です。
しかしそのうらで見逃されがちなのがメンバーのやる気を低下させる要素です。
やる気を低下させる要素をしっかりと理解する必要があります。
やる気を低下させる要素として以下の三つがあります。
この三つの要素について説明していきます。
感情的圧力
まず感情的圧力、これは相手や周囲の人にどう思われるかを考えてしまうということです。外的なプレッシャーという言い方もできるもので、家族の中でいえば親の意見に従わなければならない、組織のなかでは上司の意見には逆らえないなどの要素です。
経済的圧力
つぎに経済的圧力です。これは成功した際に報酬をもらえるということや失敗した際に罰を与えれるいった類のものです。成功した際に報酬をもらえることはもちろんもらえるに越したことはないですが、やる気の点から考えると報酬に左右される人間を育ててしまうと報酬を与えない場合に大きなやる気の低下につながってしまいます。
惰性
最後が惰性です。これが一番恐ろしい。なんとなくやる、なんとなく続けるということです。この惰性はその個人のみでなく周りにも波及してしまう伝染病のような要素があり、組織を運営するうえで一番気を付けなければならない点です。惰性で続けていないかそれを点検するシステムを構築することは非常に重要です。
最後に
組織を運営していく上でやる気を向上させるためのプラスの要素に意識を置くことは重要ですが、マイナスの要素を減らしていく努力も同時に必要だと認識しましょう。
以上です。ありがとうございました。