かきながら考える

とりあえずやってみよう

リーダー必見~組織成立の三大要素~

組織が成立するためには三つの要素が必要である。

 

これは組織論で名高いバーナードの理論を使って説明する。

 

 

組織成立の三大要素の前にひとつ、

組織とは何か

組織とは、一人ではできない物事を複数の人数が協力し、その物事を達成するために集まった団体のことである。

人権団体、福祉団体、イベントのボランティア、大手の証券会社などなど、そのすべては個人ではできないから集まって運営をするのだ。

その組織の運営において重要である。三つの要素の説明をしていく。

 

組織成立の三つの要素とは以下のものである。

 

共通の目的

協同意識

コミュニケーション

 

まず、

この三つの要素があって組織というのは成立するのだ。

 

例えば一人ではできないことを考えてみよう。

村唯一の橋が台風で落ちてしまった。

橋を架けようにも一人ではできない。

そんなときに組織をつくってその問題にあたるのだ。

その際に以下の三つが重要となる。

共通の目的

共通の目的とはこの場合は橋をかけるということだ。

あたりまえだが、100人集まっても、皆目的がばらばらでは

うまくいかない。

 

協同意識

協同意識とは共に働く意識ということで。

お互いに協力しあおうなという意識である。

共通の目的があっても、協同意識がなければ

それぞれ皆仕事はして、完璧な材料はそろっているが、

いっこうに橋づくりがすすまないなんてことになってします。

それぞれがお互いを意識し、自分のすべきこと、

周りとの役割分担などを把握しないといけない。

 

コミュニケーション

三つ目がコミュニケーションである。

最初に組織を作るうえでも

まず村人に声をかけないといけない。

その後目的を説明し、

協同意識を皆にもってもらうためにも

コミュニケーションが必要となる。

コミュニケーションのスタイルはいろいろあるだろうが、

コミュニケーションなしで組織を動かしていくことはできない。

 

以上三つの

共通の目的、協同意識、コミュニケーションをとることが

組織を成立させるための三大要素である。

 

自分の所属する組織を振り返る

 

さて、当たり前すぎることを書いたかもしれないが、

これをとある村の話ではなく、自分の所属する組織に置き換えてみてみよう。

そうするとどうなるだろう。

当たり前のことができてない組織はいたるところに存在する。

あたなの所属する組織もこの三大要素をみたしていないかもしれない。

もし満たしていなければ、自分のできる範囲で足りないところを補うことで

組織は素敵なものへと変わっていくだろう。

 

ありがとうございました。