かきながら考える

とりあえずやってみよう

チームのメンバーの人生を知る

会社や団体で何のプロジェクトを任されるとき、

または、そプロジェクトの一員として参加するときがあると思います。

 

そんなときに皆がひとつになって、団結して物事を進めたいと思いますよね。

最近だと「ワンチーム」という言葉がラグビーW杯で流行って、

それを聞いたり、使ったりする人も多いのではないかと思います。

 

ワンチームで、一丸となって物事をすすめるときに

気を付けておきたい大切なことがあります。

 

それが

『チームのメンバーの人生を知っているか』

ということです。

 

チームのメンバーの人生を知ることで、

プロジェクトがうまくいくか、失敗するかが決まると言っても

過言ではないです。

 

今日は以下の内容で、

チームのメンバーの人生を知るということについて書いていく。

 

チームメンバーの『経験』と『感覚』を共有する

チームメンバーの人生を知るというのは

メンバーの経験と感覚を理解するということです。

経験を共有する

メンバーの経験を共有する。

これは結構皆さんやっていると思います。

そのメンバーがどういう経歴で、どのような経験があるが、

どんな大学をでて、どんな会社で働き、どのような部署で

どのような仕事をしてきたのか、どのような資格があるのか

などなど。それらを基にこの人はこれが向いてるなとか、

この仕事を任せようとか決めていくのだと思います。

これは相手の経験を理解する、共有するということ。

これは相手の人生を知る上で重要な一点であることは間違いないです。

メンバーの感覚を共有する

経験を共有したのちはその人の感覚を共有することが大事です。

例えば、22歳で大学を卒業し、35歳まで中学校の教師として働いていた。

そんな人材がいたとします。

経験としては、学生と交流し、勉学を教えていた。

そこがその人の長所のように感じる。

なので、以前の職業の経験を前提として仕事を振っていくかもしれない。

だが、このとき、経験だけでなく、感覚も理解しないといけない。

 

その人は13年間教師という職業でしごとをしていた。

だが、その人にとっては苦手な世界で、辛い日々しかなかった、

だから一念発起して、転職したのに、また同じようなことをやらされる。

こんな場合だとこの人材はうまくチームで機能しないだろう。

その人が経験したことの良し悪し、喜怒哀楽などの感情や感覚は

その人しかわからないことで、経験からは推測することしかできず、

実際の現状とマッチしていないことが多い。

ぜひともチームメンバーの感覚を共有してほしい。

 

モチベーショングラフを活用する。

チームの経験、感覚を共有する手段として、

モチベーショングラフを活用することを進める。

 

モチベーショングラフとは、各企業や媒体で名前は変わったりする。

ライフラインといった名前で使っている場合もあるが。

基本的に

横軸を時間の流れ、

縦軸を感覚、モチベーションの推移として描いていく。

 

横軸を利用してそれぞれの経験を一つ一つ区切るのでなく、

時間の流れの中で点を線としてつなげ、

 

縦軸を利用して、その線を感情という違うベクトルからの

視点を入れることで、面として理解するために使われる手法である。

 

さいごに

 

モチベーショングラフを使用し、

チームメンバーの人生を知ることが

あなたの抱える問題やプロジェクトを確実に前へ

そして成功へと導いてくれることだろう。

 

 

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ありがとうございました。