かきながら考える

とりあえずやってみよう

最高の英語学習を探す旅①~ブロック学習とインターリーブ学習

私、少しだけ英語の教育に携わっているのですが、

大学生に対して自分なりに教授方法を学びつつ、教えています。

 

学習の手段は様々で、学生の性質も様々です。

うまくいくこともあれば、うまくいかないこともあります。

 

今日から長期計画で、最高の学習方法を探す旅を始めたいと思います。

 

今日はブロック学習とインターリーブ学習について書いていきます。

 

ブロック学習とは

ブロック学習とは何か。

ブロックプラクティスともいわれ、日本語に訳せば

反復練習、反復学習ということになるかと思います。

野球で例えるなら、素振りを毎日100回するというようなことでしょう。

極端な例を挙げれば、毎日素振りを1000回一カ月続けて

成果を期待するというようなほうほうです。

インターリーブ学習とは

一方のインターリーブ学習とは

インターリーブとはもともと理系の単語で理系は苦手なので

きちんとはわからないですが、訳としては邪魔をするということ。

学習においては

反復練習に対して、インターリーブ学習は

様々な種類の学習を混ぜ合わせる、ランダムに行うといったことを指します。

野球でたとえるなら、素振りを10分つづけ、腕立て伏せを100回、

キャッチボールを30分して、ノックを30分するといったような方法です。

 

英語学習においてブロック学習とインターリーブ学習

英語学習においては、

ブロック学習なら、

英語力を上げるために、単語を一生懸命一カ月かけて

単語だけに集中して3000単語覚えるというような考え方。

 

インターリーブ学習なら、英語力を上げるために、

単語の勉強、リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングなど

様々な方法をまぜて成果を求めるというやり方です。

 

最近の研究結果

最近の研究ではブロック学習より、インターリーブ学習の方が

知識や記憶の定着において効果があるという研究結果がでています。

 

ブロック学習は必要ないのか

研究結果は研究結果としてうけとめなければいけませんが、

そうするとブロック学習は必要ないのかといえば

必要ないということにはならないと思います。

 

それは経験からの考えなので、実証はできないので、

情報としては弱いのですが、

ブロック学習とインターリーブ学習を

適切なバランスで進めていくということが答えなのだと思います。

 

そうなってくると、今までの学校で学ぶ方法であっても

結構ブロック学習とインターリーブ学習のごちゃまぜといえる

方法がたくさんあるので、今までの方法を全てなくして、

インターリーブ学習に特化するのと違うのだと思います。

 

さいごに

結論としてはバランスが重要なのですが、

今後は、そのバランスの追及を進めていければと思います。

 

最高の英語学習を探す旅はまだ始まったばかりです。

途方もない道ですが、これからもすこしづつ、

歩みを進めていければと思います。

 

ありがとうございました。